私の奥の枯れた花

半ば懺悔のような話です。小学校の頃転校してきた女の子と仲良くなりました。中学も一緒でした。四六時中一緒にいた訳ではなかったけど、時々2人で遊びました。決まって2人きりでした。その子といる時私は、時々意地悪な気持ちになってしまって、たまらなく甘やかさなきゃいけない気がして、よく拗ねさせたり照れさせたりしていました。そんな様子が好きでした。何年か経ち、ある日その子は別の女の人と付き合い初め、最後にはフラれて、しばらく連絡が取れなくなるほど悲しんでいました。あの時初めて、焦りと悔しさで私は泣きました。